列車の乗り違い
娘の保育園申請、落ちました。
「保育園落ちた」は都会のことだと思っていましたが、私も、その流行語の仲間入り。
ただ、都会と違うのは、私は、タカをくくって、ノンビリしていて、
申請した希望の保育園は一箇所だけだったこと。
条件の悪いところや、それほど行かせたくない保育園も書かなかったこと。
ここが良い!と思っていた保育園がダメなら、
幼稚園でいいか、
4月入園でなくても、5月入園でも良いか、
と思っていました。
でも、いざ、入園不可の連絡が来るとショックです。
自動車の教習や農業研修、いろんな予定は、どうなるかな。
せめて、結果の発表がもう少し早かったら、いろいろ準備できるんだけれど。
4月入園の保育園、12月申請で3月下旬に発表って、遅いですよね。
自分の進路を思い返してしまう。
甘い目測で列車に乗り違えて、それでも乗り違えていることをはっきり反省しないまま、降りられない。
高校2年生か3年生の初めに、第一志望を芸大、第二志望を武蔵野美術大学とかにしておけばよかった。
東大行ったおかげで多田先生の合気道も烈風流の詩吟も出来たけれど、
若い頃、違う列車に乗っているのに、なんで私は、小布施の岩松院にある葛飾北斎の天井画の鳳凰を、自分が修復できる、と思っていたんだろう?
自分の望みは、昔も今も、
農村で画家をしていることだ。
どうしていつまで、違う列車に乗っているんだろう。
by hspringcomes | 2017-03-19 07:43 | 春於さんプロフィ-ル