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自分はそんなには興味がない映画を選んで、友人のみたい映画を見せてやらなかった

先日書いた、
一緒に奈良旅行した友人とのお話です。
彼女には、他にも、まだ謝りたいことがあります。


学生時代、
友人に映画に誘われて、新宿に行きました。
新宿の映画館が密集しているところで、友人に、どれが見たい?
と言われました。
自分は、看板を見上げたけれど、強く惹かれる映画はありませんでした。
でも、その中で、まあ、見たいほうな映画(ディズニーの、昔のフランスを舞台にしたアニメ)を選びました。
そして、それを見ることになりました。

でも、友人は、何も言わなかったけれど、
見たい映画があったのがわかります。
ある、ハリウッド?アクション映画の看板をじーっと見ていました。

友人は、それが見たいことが明らかだったと思います。

あの時、ちゃんと、友人の意向を聞いて、友人の見たかったものを見れば良かった、と思います。

その時も、すでに、なんだか、ちょっと、流れが良くない、自己中だった、悪い気がして、
映画を見たあと、
私は、必要以上に、見た映画を気に入ったかのようにはしゃいで見せてしまいました。
(良い映画でしたが、そこまでは、気に入ったわけでないのに)


若い頃の苦い思い出。


人間関係、コミュニケーションにおいて、
今だったら絶対しないヘマを、
若い頃はよくやっています。

どうしたらいいか分からない、作法を身につけていない、
相手の気持ちがわからない、わからないなりに、なんと言葉をかけたらいいかわからない、
欲求が抑えられない、
人の気持ちを傷つける、
人を見捨てる、
人に恥をかかせる、
人に迷惑をかける、


今だって、ヘマはしますし、いろいろ分からず、いろいろ出来ませんが。

でも、
同時に、
昔は、今より、向こう見ずで、純真で、童心で、不器用だったからこそ、
今は出来ないコミュニケーションが出来たり、人をもっと単純に好きになったり、今とは違う感じで人助けや、人を立てることや、不正と戦うことが出来たり、今とは違った感じで子どもと遊ぶことができたりする面もあったのですけれどね。


by hspringcomes | 2017-04-02 09:09 | 懺悔